カスタムソケットとは

カスタムソケットとは、利用する側のニーズに合わせてカスタマイズしたソケットということになります。ソケットとは接続機器というような意味であり、何と何を接続するかによって非常に幅広い製品分野となりますから、カスタムソケットと言っても何か限定された特別な製品だけを指すのではなく、そもそもどんな機器を接続したいのかから考え始めなければなりません。このように範囲が広いので、説明も拡散してしまいがちなのですが、イメージを分かりやすくするために例を挙げることにしましょう。多種多様なソケットの中には、自動車のシガーソケットがあります。

これは従来はタバコに火を付けるために装備されていたものですが、今では喫煙人口も少なくなりました。そのため従来の目的のまま使っている人はあまりいないのですが、そもそもシガーソケットは別に火を付けるためだけに存在しているものではなく、これは本質的には自動車のバッテリーから電源を取り出すためのコンセントのような意味合いがあります。もちろん自動車のバッテリーは電圧も普通は12ボルトしかありませんし、容量も限られています。それでも最近はハイブリッドカーや電気自動車の登場もあって、昔のガソリン車に比べるとバッテリーの容量も大きくなり、使い道も広がってきました。

限られた範囲内では、専用の機器を接続して使うことにより、家庭用の100ボルト機器を自動車の中で使えたりもします。そのためにカスタムソケットが用いられていることもあるのです。

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