カスタムソケットについて

カスタムソケットとは、ユーザーの目的や求めに応じてカスタム化されたソケットということです。ソケットとはだいたいの意味は分かるでしょうが、何かの機器どうしとか、ケーブルやコードなどを接続する端子部であり、単なる端子というか、それが一つの部品や製品を構成しているものである場合にソケットと呼ぶことが多くなっています。私たちが日常的に使っている様々な製品、とりわけ電化製品は、その多くに端子部があります。パソコン、スマートホン、タブレットなどの情報機器は特にそうでしょう。

ただ、そういう製品にある端子部は、ソケットの一種と呼べるかもしれないものの、それ単独で一つの部品や製品となっているわけではないために、一般にはソケットという呼び方はしません。カスタムソケットは、そのような何らかの製品がある場合に、既製品ではなくカスタム化されたものと考えることもできますが、ここでちょっと問題が生じます。つまり、カスタムソケットであっても、その目的は機器どうしやケーブルなどを接続するためであることに変わりはありません。この点はどんなユーザーであっても変わることがなく、これを変更してしまってはカスタム化かもしれませんがそもそもソケットではなくなってしまいます。

そして、接続したいと考える機器やケーブルは、ユーザーによってそこまで大きく需要が変わるものなのかという疑問が生じます。それら機器やケーブル自体がオリジナルではなく既製品である限りは、需要が個人個人のレベルで大きく変わるものではないからです。

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