自動車社会となっている現代では、一家に一台は必ずと言っていいほど自家用車を所有なさっていることでしょう。ガソリンからディーゼル・ハブリッド・EVなど、いまでは色んな動力源の車種で構成されています。そのなかでもアウトドアシーンで大活躍しているのが、SUVです。2001年に初登場して以来、若い世代を中心に人気を集めるようになりました。
SUVの特徴は最大容量520kwhのバッテリーを備えている点で、災害時は非常用電源車として活用することも可能です。この場合、標準装備である運転席のシガーソケットではなくカスタムソケットに取り替えるといいでしょう。その理由は、ソケット部分が電源供給源となるからです。シガーソケットの場合、本来の目的はタバコの点火装置であるため変電をなされていません。
カスタムソケットは家庭用電源である100Vに変電をすることができ、スマートフォンの充電やコンパクトタイプの冷蔵庫・テレビなどを直接つないで電気を供給することが可能です。ところがシガーソケットのままでは直流電源で200Vと電圧が高いため、家電を利用することができません。カスタムソケットは自身で取り付けるほか、自動車整備会社やカー用品専門店でカスタマイズを依頼することが可能です。SUV車の場合、フルパワーで最長4日間の電気を生み出すことができるので、非常時用にカスタムソケットを備えておくと大変便利に活用することができます。