カスタムソケットについて

カスタムソケットとは、使いたい人のニーズや目的に応じていわばオーダーメイドされたソケットということですが、ニーズや需要に応じているので基本的には非常に使いやすいものとなる一方、注意しなければならない点もあります。カスタムソケットはその名前のとおりオーダーメイドですが、必ずしも元の製品のメーカーが作っているとは限りません。というか、ほとんどの場合はメーカー品ではないと考えるべきです。メーカーが作っているくらいなら、初めから純正品で製品そのものに組み込むか、あるいは少なくとも追加パーツを発売していることでしょう。

あえてオーダーメイドするだけの必然性がないわけです。当該メーカーが作ったものでない場合、実は細かいところで不具合が生じる可能性は否定できません。そういうカスタムソケットを利用して機器を接続し、仮に何か故障や不具合が起こっても、補償の対象外とされることは良くあります。ではカスタムソケットを作った側に補償を求めれば良いのではないかと思われるかもしれませんが、こちらこそ余計にそのようなことを求めるのは不可能です。

仮に保証があるとしてもソケット本体だけであって、接続先の製品についてまでは感知しないとされているのが普通ということになります。一見して正常に接続でき、使いやすさに問題がなかったとしても、本来の許容量や許容範囲を超えた負荷が元の機器にかかって、故障につながることも考えられますから注意しましょう。

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